みんな主役、遊び 学び 感じ 自分を生きる。

 このキャンプは、ひとりひとりの「やりたいこと」の気持ちをベースにスタッフとともに作っていきます。「今ここ」の自分の気持ちに応じて様々な遊びを展開していきます。自分で決めるからおもしろい。失敗すらも自分の体験として学びになります。「今考え中」も意見のひとつとして「心の自由」が保障されています。自己決定して体験することが彼ら自身の体験となり、二つとない感性が育まれると信じています。大人側の一方的な「伝える」「教える」場ではありません。不便さの中にも工夫し考えるシーンや、双方向にコミュニケーションするシーンが沢山あります。また、たくさんの余白の時間があります。満足するまで遊びこむ体験を大切にしています。その中で自分の感覚をつかみ取り、満たす方法を学ぶことを応援します。そのことが、自分の人生を自己決定すること、自分を信じること、自分を大事にするという自己肯定感を取り戻し、自分自身が居場所になることへつながっていると信じています。

①自分起点の体験から自由を学ぶ

 子どもたちの心の中にある意欲や興味関心から体験活動を作っていきます。自分の興味関心から自己決定して遊ぶことにはとても価値があります。自分の心に問いかけ決める自由があります。それは自分を知ること、考えること、自分の責任で学ぶことに繋がります。アレコレと大人側が一方的に教えて決めることでは子どもたちの主体を失うことに繋がります。子どもたちの心の自由を保障することでますます瞳は輝きます。

②遊びをつくるプロセスに価値や学びがある

 私の今日やってみたいことから遊びや体験をつくっていきます。このつくるというプロセス(過程)の中に自分で考えることや工夫すること、そして他者と協力することが出てきます。自分の今を知ることや他者を受け入れていくことがあると考えています。安易に正解や結果、できたを積み重ねるのではなく、トライアンドエラーの中で自分の手足と頭と心、五感を自分なりに動かすことが、自分を知り学び方や満たし方の土台を培うのです。

③自然の中でリアルな体験をする。

 自然のなかでとことんリアルな体験をします。生き物・水・火・土にふれること。多様な人と関わることで彼らのオリジナルとなる感性が育まれます。便利さにあふれる現代ですが、ゲームやインターネットでは得られないリアルな体験を大切にします。頭が優位になりすぎて知識優先な現代に、自分の身体と心と五感を使いこなし、自らの体験から感性を取り戻す手応えのある生活体験と自然体験がここにはあります。

サマーキャンプの定番 虫取り!
暑い日には、どろんこ
はじめてでドキドキの工作
やり込む子はとことん。工作づくり
マッチをつけてみて、たき火
どろんこ、まだまだ続きます。
テント!みんなで試行錯誤しながら立てます
テント立ったよ!マットを入れて快適に。
ブルーベリー取り!
お楽しみのごはん!
見つけたものを調べてみる
散歩もプランの一つ
タイヤブランコに!
自然の中でごろごろするのは最高
夜のお散歩
最後はみんなで集合写真!

■キャンプの流れ